【6通目】昔話『わらしべ長者』が示す本当の意味とは?

こんにちは。

平山真人です。

 

前回は、

人間が生きていくには「ストーリーの力」が必要なんですよ、

というお話をしましたね。

 

なぜなら、

人生を

「第三者視点」で“俯瞰”して見ると

自分が抱える問題の打開策が見えてくる…

 

そのために人は

既存の物語を“参考材料”にしているのだ、

というお話でした。

 

今回は

その続きとして、

自分の人生を俯瞰する参考材料として

もっとも適している

“昔話”

を一つ紹介していきながら、

 

実際にその物語が

人間へ何を伝えようとしているか、

 

また、

そこに表れている

「自分の人生を俯瞰し、ストーリー化するための大きなヒント」

について、紹介していきます。

 

これを読めば、

世の中にあるストーリーを

自分にとってどう役立てればいいかが分かります。

 

さらには、

自分の人生をストーリー化するためのコツ

も掴めることでしょう。

 

そして今回の内容こそ、

私が提唱する

「ストーリーカウンセリング」

の真髄ともいえる考え方です。

 

と同時に、
この全7回の『あなたへの手紙』で学ぶ

「セルフ・ストーリーカウンセリング」

をマスターするために身につけなくてはならない

“最も大切な考え方”

ですので、

 

ぜひ心して!お読みください。

 

ではいきます。

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『わらしべ長者」に見る「人が成長する姿」
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昔話は、

私の人生観や生き方に

とても大きな影響を与えています。

(それくらい私は小さい頃から昔話が大好きでしたし、今でも大好きです。)

 

その中から、

今回取り上げるのは、

桃太郎でも

花咲か爺さんでもなく、

 

『わらしべ長者』。

 

(意外でしたか?

でもこれ、スッゴイ深い話なんです。)

 

では最初に

『わらしべ長者』とはどんなお話だったか、

おさらいしていきましょう。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

『わらしべ長者』

ある村に百姓がいて、
その百姓には三人の子がいた。

ある時、百姓は
息子三人に財産分けをした。

長男にお金を全部、

次男に田畑を全部、

三男には “わら(藁)”を一本あげた。

三男が
わらを持って歩いて行くと
ハスの葉を収穫しているおじさんがいた。

おじさんが
ハスの葉をくくるわらがなくて困っていると言うので、

三男がわらをあげると、
おじさんはお礼にハスの葉を一枚くれた。

また歩いて行くと、
味噌を作っているおじさんがいた。

おじさんが味噌を包む葉っぱがなくて困っていると言うので、

三男がハスの葉をあげると、
おじさんはお礼に味噌を分けてくれた。

また歩いて行くと、
刀鍛冶(かたなかじ)がいた。

この刀鍛冶が、

「いい刀が打てたのだが、これを最後に味噌で冷やすと
名刀に仕上がるんだが…」

と独り言を言っていたので、

三男が味噌をあげると、
刀鍛冶はお礼にその刀をくれた。

また歩いて行くと、
今度は眠くなったので、刀を脇に置いて、

三男は昼寝をした。

そこへ山犬があらわれ、三男に襲いかかったが、
置いていた刀がひとりでに切りかかり、山犬を追っ払った。

それをたまたま見ていた
村の長者が、

「あの男はただ者でない。ぜひ私の一人娘の婿に来て欲しい」

と言い、三男はとうとう長者の婿になった。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

…と、こんなお話です。

ただ聞いたら

「んなアホな!」

で終わってしまう話かも知れませんね。

もしくは

「ふーん…」

で終わり。

 

でも、考えてみてください。

 

この話はいったいなぜ、

古代からず〜〜っと語り継がれてきたのでしょうか?

 

この話には、

とても心地よく人の心の奥底へ語りかけてくる何か…

が、あるように感じませんか?

 

昔話が描いているのは、

「人が生きる姿」そのものです。

 

そしてそれはそのまま

「人が成長していく姿」

とも言えます。

 

この話をあえて丁寧に解釈するならば、、

人は、

「自分が獲得し、すでに持っているもの」



「ちょうど合致するもの」

と出会った時、初めて、

次の段階を有効に進むことができる…

 

という教え(哲学)が見えてきます。

 

そうです、

この話、

何だか間抜けな話のように見えて

 

実は、

「人の成長そのもの」

を語っているんですね。

「んなアホな!」どころか、

とても深〜い話です。

 

もちろん、ただ「ふ〜ん…」で終わってもいいんですよ?

 

「何となく好き」とか、

「何となく面白かった」

とだけ感じることができれば、

 

人の心というものは

ちゃ〜んと感じ取っています。

 

そして

この話が持っているメッセージを

ちゃ〜んと

自分の人生に活かしています。

 

…“無意識”のうちに。

 

(この「無意識」というのも非常に大事なこと。
これは次回のメールで丁寧に触れていくことにします。)

 

「ストーリー」を

自分の人生の“参考材料”として活かす

 

とは、

つまりはこういうことです。

 

別に昔話でなくても構いません。

映画でも本でもゲームでもアニメでも、

ストーリーのあるものなら、

何でも大丈夫。

 

人の噂話だって、

立派なストーリーです。

 

人は、意識してもしなくても、

「ストーリー」から何かを学び、

自分の人生の

問題解決のためのヒントを

ちゃっかりと得ているのです。

 

「ストーリー」は

ただ面白いだけではないのですね。
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わらしべ長者を参考に、自分の人生を「ストーリー化」する
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今回紹介した

『わらしべ長者』のストーリーの魅力は、

実は、

そのメッセージ性のみにとどまりません。

 

この話の

「骨組み」

もまた、非常に魅力的です。

 

主人公である三男は歩いて行き、

たまたま

ハス獲りのおじさんと

味噌作りのおじさんと

刀鍛冶に会うわけですが、

この結果をあとから眺めてみるとこうも言えます。↓

 

わらを持っていたからこそ、ハス獲りのおじさんに会えた…

ハスを持っていたからこそ、味噌作りのおじさんに会えた…

味噌を持っていたからこそ、刀鍛冶に会えた…

 

と。

 

つまり、

次の出会い(エピソード)につながるために、

 

その

接着剤となるべき「アイテム」が

必ずあったわけです。

 

このストーリーを

「人生」とか「人間の成長」になぞらえると、

 

ここでいう“接着剤”は

「アイテム(物)」だけではなく、

「スキル」、

または

「感情(精神的成長)」

といったものにも置き換えることができます。

 

私が、

自分の人生を「ストーリー化」するのに、

昔話が役に立つと主張するのはこういうところからです。

 

全ての人の人生に当てはめて考えると、

人生が

“次の段階”に進む時には、

必ず、

“接着剤”ともいうべき、

“感情”

があります。

 

アイテムなり、スキルを得ると同時に

“感情”が揺り動き、

それが

人生を前に進める決定打

「決断」

を生むのです。

 

(人生は決断の連続ですからね。)

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セルフ・ストーリーカウンセリングにおける大切なポイント
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E-bookで紹介した

『思考整理メモ』では、

事実から自分の感情や予想を取り除くと

自然とそこにストーリーが姿を表す…

と紹介しましたが、

 

自分の感情がどのように
次の決断を引き起こしたかが、

はっきりと分かるのならば、

感情を記しても、別に構いません。

 

ですが、

これができるのならば、

あなたの思考はすでに整理がされています。

思考整理メモをやってみるまでもないでしょう。

 

それだけに、

自分の人生を「ストーリー化」するというのは、

本当にむずかしい作業です。

 

大事なポイントは、

“エピソードのつながり”をきちんと意識する!

ということ。

「これがあったから
(こうなったらから)
自分はこうしたんだ…」

というふうに。

 

もっと言えば、その際、

「これがあったから自分は
こうせざるをえなかった…」

というふうに、考えてやれば、

より自分を「肯定」することができ、

 

思考整理とともに

自分の気持ちを落ち着かせることに役立つでしょう。

 

…いかがだったでしょうか?

 

「ストーリー」が

人の人生においてどのように役立っているのか?

 

また

人生を「第三者視点」で「ストーリー化」する際、

どのようなことに注意すればよいか?

ということが、お分かりいただけたと思います。

 

これらはいずれも

私がやっている「ストーリーカウンセリング」の“根幹”ともいうべき考え方です。

本当はこれで

「セルフ・ストーリーカウンセリング講座」

としての内容は、おおよそ完結と言ってもいいでしょう。

ですが、

最後にもう少し、

「第三者視点」「無意識の自分」

そして

「自己肯定」

の重要性をご説明して

この全7通の『あなたへの手紙』を締めくくらせていただこうと思います。

 

明日はついに最終章である7回目。

 

私の持つ熱い信念とメッセージを

全力投球いたしますので、

ぜひとも

お見逃しなく。

 

 

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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またまた追記&またまたプレゼント
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昨日は

ストーリーカウンセリングのインタビュー直前に記入していただく用紙を

実際にご覧いただきましたが、

 

本日はよろしければ、

「ストーリーカウンセリングの概要資料」

をご覧ください。

http://mt-hy.com/wp-content/uploads/2017/04/572c55144405c0b5b9f307282affde44.pdf
(↑こちらからダウンロードできます。)

 

ストーリーカウンセリングでは、

毎回インタビュー前に、

この資料を使いながら、

インタビューの進め方などをレクチャーさせていただいています。

 

では

次回をお楽しみに。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

【7通目】特別なご案内。

2018.01.21

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